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人権センターニュース144【特集】精神科病院に入院中の方のための 権利擁護の拡充に向けて(2018年12月号)

2019.05.09 UP

■設立33周年記念講演会 精神科病院に入院中の方のための権利擁護の拡充に向けて~今、私たちができること~
 私たちは、2年前に、日本財団助成事業「精神科病院入院者へ権利擁護活動の様々な地域への拡充」を開始しました。
2016年は入院中の方への面会活動が39回(12病院)でしたが、2017年は面会活動が102回(15病院)となり、2018年は11月時点で108回(17病院)となりました。面会活動のニーズの高さを実感するとともに、この活動を通して、社会のあり方を変えたいという思いを持つたくさんの人に出会うことができました。
 また、面会活動により、入院中の方の希望や思い(退院や処遇の改善)を実現することができたという声もいただくことができています。
 本講演会では、実際に面会活動を利用した方やこの活動に参加している方の発表もあり、この事業の内容や成果も報告し、約130名の方々が参加しました。現状を変えるために、今、私たちができることを一緒に考えませんか??

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【特集】2018/11/17 設立33周年記念講演会精神科病院に入院中の方のための権利擁護の拡充に向けて~今、私たちができること~
▽大阪精神医療人権センターの活動参加者による報告
◆報告① 入院体験者の報告/涼風 夏さん
◆報告② 個別相談ボランティアの報告/小暮 和歌子さん
◆報告③ 個別相談ボランティアの報告/Uさん
▽パネルディスカッション 
◆埼玉県精神医療人権センターの現状と課題/星丘 匡史さん
◆権利擁護活動は精神科病院と対立する関係にあるのか??/山本 深雪
◆権利擁護活動を拡充させるための人材確保は、どうすればいいのか?/森 豊さん
▽大阪以外でも人権センターの活動をはじめるためには/西川 健一さん
▽大阪精神医療人権センター設立33周年記念講演会 ごあいさつ/共同代表 位田 浩
▽33周年記念活動報告書が完成しました!!!~精神科病院に入院中の方のための権利擁護の拡充に向けて~
▽精神科病院の現状、医療保護入院の問題、権利擁護活動の必要性~実際に入院を強制された経験から~/入院体験者YKさん
▽療養環境サポーター活動報告/美喜和会オレンジホスピタル
▽療養環境サポーター活動報告/三国丘病院
▽入院者の声

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現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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