お知らせ

【申込受付】 設立37周年記念講演会│あらためて考える精神医療審査会と障害者虐待防止法

2022.09.23 UP

2021年度の当センター権利擁護システム研究会での議論をもとに講演会を開催します。

ご参加お待ちしています。

■2021年度権利擁護システム研究会のまとめ案について

当センターの「権利擁護システム研究会(※)」では短期目標の研究テーマとして「精神科病院における虐待防止」をとりあげ、障害者虐待防止法(以下、虐待防止法)と精神医療審査会(以下、審査会)について学びを深め、意見交換をしました。そして、研究会に参加者の方々が中心となり、そのまとめ案を作成しました。

ふたつのまとめは別々に作成されましたが、共通した観点がいくつかあります。そのひとつは「誰のための法制度なのか」という点です。たとえば、審査会のまとめにある代理人は弁護士でなくてもいいということがご本人に十分説明されていないこと、審査結果がでるまでに時間がかかることなどは、審査会制度の対象者からすれば、とても重要な課題です。そして、これらは法制度自体を変えなくても運用体制を整備すれば実現することです。また、審査会の意見聴取を入院中の方に対して行うことが義務となっていないという問題は法制度を変えないと実現しませんが、「誰のための法制度なのか」という観点にたてば義務にすることが当然だといえます。また、虐待防止法のまとめでは、この法律について「障害当事者やその家族が知っていて、障害当事者が自分で通報できるぐらい周知されていくことが必要だが、ここの認識はとても薄い」ことを指摘しています。

また、ふたつのまとめはそれぞれ、既存の法制度内でできることと改正されなければできないことを指摘しつつ、それとは別の権利擁護の必要性に触れています。

※権利擁護システム研究会

大阪精神医療人権センターの活動の3つの柱の一つは、社会をかえるための発信をすることです。そのための提言や意見書の原案を作るのが、権利擁護システム研究会の役割です。この研究会は、精神科医療の制度的・構造的問題点や精神科病院の治療文化を「かえる」ためのアプローチを検討する場です。

精神医療保健福祉に関する様々なことがらについて、問題の所在を明らかにし、その背景事情を踏まえて、改革(制度も含む)に向けて、講演会や意見書、ニュース等で提示・発信することを目的としています。

テーマ あらためて考える精神医療審査会と障害者虐待防止法
開催日時 2022年11月12日(土)13:00~16:30 受付開始12:30
開催場所 大阪弁護士会館
〒530-0047 
大阪市北区西天満1-12-5 
【TEL】06-6364-0251
【交通手段】
・京阪中之島線「なにわ橋駅」出口1から徒歩約5分
・大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋駅」1号出口から徒歩約10分
・大阪メトロ・京阪本線「北浜駅」26号階段から徒歩約7分

地図
講師 八尋光秀さん(弁護士/西新共同法律事務所)
日弁連第63回人権擁護大会第1分科会実行委員会共同委員長として、日弁連「精神障害のある人の尊厳の確立を求める決議」(2021年10月15日)を取りまとめた。長年精神科医療や精神医療ユーザーへのかかわり、薬物依存症の人の回復施設の支援も行う。

参加費 500円
お申込み方法 【ウェブでのお申し込み】
メールフォームよりお申込みください。

【その他のお申込み】
メール・FAXでのお申込方法
■送信先 
メール advocacy@pearl.ocn.ne.jp
FAX 06-6313-0058
■送信内容
○件名 講演会申込 
○本文 ①お名前、②電話番号、③FAX番号(FAX申込の方のみ)

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現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

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