お知らせ

【動画配信】オンライン活動報告会開催

2020.07.03 UP

2020年5月23日に予定していました活動報告会は新型コロナウイルスによる非常事態宣言発令に伴い中止となりました。本年はオンラインにて報告会を行い、皆様に当センターの事業成果と2020年度の活動計画をお知らせいたします。是非、本年度も私たちの活動に賛同と応援をいただけますよう、お願いいたします。

報告「声をきく」  個別相談ボランティア 倉田孝之 (当事者)

大阪精神医療人権センターでは、声をきく、精神科に入院する方の立場に立った権利擁護活動を実践するために、精神科に入院中の方から、手紙、FAX、電話及び面会による個別相談を行っています。
個別相談の件数は年々増加しており、入院中の方の立場にたった権利擁護活動のニーズの高さを実感しています。

報告「扉をひらく  理事 藤原理枝(精神保健福祉士)

大阪精神医療人権センターでは、「扉をひらく」~精神科病院を開かれたものにするために~」というビジョンをもって、精神科病院の密室性、閉鎖性の解消を目指しています。そのために、精神科病院への訪問活動、療養環境サポーター制度を行っています。

報告「社会をかえる」  運営会員 原昌平(精神保健福祉士)

大阪精神医療人権センターでは、「社会をかえる」という価値観を大切にして、政策提言活動や精神疾患、精神障害に対する差別、偏見をなくすための啓発活動を行っています。この活動により安心してかかれる精神医療の実現を目指しています。
権利擁護システム研究会では、ア)日本の精神医療の現状、原因、課題を正確に把握し、イ)現状を変えるための方向性と方法論を、ウ)立場をこえて議論し、できない理由ではなく、できる方法論を追及することを大切にしています。

2020年度の活動について  理事 細井大輔(弁護士)

精神科に入院中のための権利擁護活動は、大阪府内だけで必要とされるものではなく、全国的に必要とされる活動です。
大阪精神医療人権センターでは、『精神障害のある人々の人権を守り、安心してかかれる精神医療を実現する』というミッションを実現するため、権利擁護活動を全国的に普及させるための活動も行っています。

当センターの活動を維持し、充実させるためにご支援をお願いします。

現在、当センターの活動には、当事者、家族、看護師、PSW、OT、医師、弁護士、教員、 学識経験者、マスコミ関係者等の様々な立場の方が、世代を超えて参加しています。当センターは精神科病院に入院中の方々への個別相談や精神科病院への訪問活動、精神医療及び精神保健福祉分野への政策提言活動等を行っています。

会員・寄付について